そのまま飲んでもいいと言われるほど体に良いオリーブオイル。そしてオリーブオイルには、腸内環境を改善してくれる働きもあるんです。
オリーブオイルがなぜ腸内環境の改善に良いのか、そしてどのように摂取すればいいのかをまとめました。
オリーブオイルが体に良いのはナゼ?
オリーブオイルはあくまでも油。それなのに一体なぜ体にいいのでしょうか。
実は、オリーブオイルに含まれる「オレイン酸」が様々な嬉しい効果をもたらしてくれるのです。オレイン酸の主な効果を挙げていきましょう。
- 血中コレステロールの減少
- 胃を保護する
- 腸の働きを活発にする
- ダイエット効果
- 抗酸化作用
- 美肌効果
いかがでしょうか。オリーブオイルを毎日摂取することで、健康効果だけでなく美肌効果やダイエット効果も期待できるんです。
腸内環境改善に一日一杯
オリーブオイルが腸内環境を改善してくれるのは、小腸で吸収されにくいため。
小腸で吸収されることなく、オイルが腸内の滑りを良くしてくれることでお通じが良くなるのです。
また不溶性食物繊維が豊富なため、硬くなった便を柔かくする働きも。では、腸内環境を改善するためには一日にどれくらいのオリーブオイルを摂取すればいいのでしょうか。
摂取量の目安は「一日大さじ一杯」。そして、腸が活発に動き出す朝に摂取するのがいいでしょう。
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オリーブオイルの摂取方法
オリーブオイルはそのまま飲んでもいいのですが、朝食時にご飯と一緒に食べるのがオススメです。空腹時に飲むことで満腹感が得られるため、ダイエットには効果的。
ただ、空腹時に摂取すると栄養素をうまく吸収できない場合があります。
そのため、朝食時にスープに入れたりサラダにかけたりして食べることで、栄養の吸収率が高まり腸内環境改善が期待できるんですね。
食べ合わせで効果アップ!
1.脂溶性ビタミン
脂溶性ビタミンはオリーブオイルとの相性がよく、栄養の吸収を高めてくれる働きがあります。そのため、脂溶性ビタミンが多く含まれる納豆やチーズ、シラスやサバ、ブロッコリーや小松菜などの食材と一緒に食べると◎。
2.体を温める食材
体が冷えると、腸の動きが鈍くなってしまいます。ですので、体を温める食材を一緒に摂取して、腸のぜん動運動を促すことが大切。
体を温める働きのある食材は、とうがらしや生姜、にんじんやレンコン、梅干しやチーズなど。
毎日継続することが大切
オリーブオイルと便秘解消の関係について紹介していきましたが、いかがでしょうか。便秘に効くだけでなく、アンチエイジングやダイエット効果も期待できるオリーブオイル。
カロリーが高いため過剰摂取は禁物ですが、一日大さじ1杯~2杯を目安に摂取を続けることで、体を内側からキレイにしていくことができます。美味しく食べて、お腹をすっきりキレイにしていきましょう。 |