長時間トイレで頑張ってみても、まったく出る気配がなく、出るのはため息ばかり…。そんな状態が続いていませんか?
私もトイレに何十分とこもり続けた経験があるので、つらさはよくわかります。
腸内環境の改善といえば食事や水分摂取が重要だと思われがちですが、実はマッサージも有効です。そこで今回は、私が実際に試した「腸内環境マッサージ」をご紹介します!
なぜマッサージで腸内環境の改善するの?
腸は平滑筋という筋肉で覆われています。この平滑筋は腕や脚の筋肉とは違い、意識しなくても自然と動く筋肉。
しかし、自律神経のバランスが崩れてしまうと、腸の筋肉の動きが弱くなってしまうことがあるんですね。それが腸内の悪化に繋がるのです。
また、運動不足で筋肉が減ると腸の筋肉が凝り働きが弱まってしまう場合も。そのため、弱った腸の筋肉をマッサージで刺激し、動かしてあげることで腸内環境の改善につながるのです。
マッサージのメリット
マッサージは薬などで無理やり排便を促すのとは異なり、体本来が持つ自然な排出力を促します。またマッサージで血行が良くなり、腸周辺の冷えを解消する効果もあります。
私がやってる腸内環境を改善するマッサージ5選
1.起きたらお腹を伸ばす
腸は朝の目覚めと同時に動き出します。しかし腸の働きが鈍っていると、なかなか動き出腸内環境悪化に繋がってしまうことも。そのため、朝起きたらまずは伸びをして腸に刺激を与えましょう。
2.お腹をさする
両手をおへその上に乗せ、さすりながらお腹を温めます。そうすることで腸の緊張がほぐれると共に、血液が温まり腸の働きを活発にすることができます。
3.「の」の字に沿ってマッサージ
腸は右から左に繋がっています。そのため、お腹の上で「の」の字を書くように右から左へマッサージをすることで、腸のぜん動運動(便を排出する働き)を活発にすることができるのです。
マッサージの際は、親指以外の指4本でお腹を軽く押すように手を動かしていきましょう。仰向けになることで腸が伸び、より刺激を与えることができます。
※左から逆向きに「の」の字を書かないように注意!
4.固まった腸を柔らかく
指でお腹の上から腸に触れてみると、便が溜まっているところだけ硬くなっていることがわかります。固まっているところは、指の腹で押すようにほぐしていきましょう。
5.座ったままマッサージ
外では仰向けになってマッサージをすることは難しいので、座ったまま行える手軽なマッサージもご紹介します。
椅子に座り背筋を伸ばしたら、お尻を締めてお腹をへこませます。そしてゆっくりと上半身を左右にひねりましょう。お腹が張って苦しい時にも有効です。
マッサージで腸の状態を知ることも大切
マッサージをすることで腸の筋肉がほぐれ、蠕動(ぜんどう)運動が活発になり自然排出を促すことができます。
ココがポイント
マッサージは腸の状態を確認したい時にも有効です。
指の腹や手の平で腸の硬さやお腹の張りを確認し、定期的に腸の状態をチェックするようにしましょう。