環境が変わって、便秘になってしまったことはありませんか。「便秘と環境の変化」は密接に関係しており、今まで快便だったのに急に便秘になってしまうこともあります。
この記事では、なぜ環境が変わることで便秘になってしまうのか、そして気になる対処法もお伝えします。
便秘になりやすい環境の変化って?
毎日出ているような人でも、環境が変わることで一過性の便秘になってしまうことがあります。では、どのような環境の変化が腸の働きに影響を及ぼすのでしょうか。
- 引っ越しで住居が変わったとき
- 職場環境が変わったとき
- 旅行したとき
引っ越しや転職を機に、便秘になってしまったという人もいるのではないでしょうか。旅行に行くと急に出なくなってしまうケースも。
環境が変わると便秘になるワケ
なぜ環境が変わると便秘になりやすくなるのでしょうか。その原因は大きく3つあります。
1.生活リズムが崩れるため
引っ越しや就職転職、旅行などで生活環境が変わると、生活リズムが崩れてしまうことがあります。仕事が終わる時間や食事の時間、眠る時間など、今までのリズムと変わってしまうことで排便のリズムも崩れてしまうんですね。
2.食生活が変わるため
環境の変化は食生活の変化にもつながります。買ってきたお惣菜ばかりになったり、旅行先で食べ過ぎてしまったり。栄養バランスが崩れてしまうと、便の質が下がり便秘になります。
3.ストレス
私たちは日々様々なストレスを感じています。特にストレスを受けやすいのが環境の変化。ストレスを長く感じていると、心身ともにリラックスできなくなり緊張状態に陥ります。
その結果、内臓の働きをコントロールしている自律神経の切り替えが鈍くなり、腸の活動が弱くなってしまうんですね。
便秘になりにくいトイレ環境を作ろう!
あなたの家のトイレはどのような空間ですか。実はトイレがいちばん落ち着く。そんな方も多いのではないでしょうか。便秘になりにくい体質になるには、トイレの環境作りも大切です。
トイレは用を足す場所。リビングや寝室とは別。そのためインテリアにそれほどこだわっていない方もいるかもしれません。しかし、あまりに無機質な空間は、ストレスや緊張を生み排便しづらい状況を作り出している可能性があります。
便秘にならないために大事なのはリラックスすること。そのためには、リビングや寝室だけでなく、トイレもリラックスできる空間へ変えることが大切なんです。そのためのポイントは3つあります。
1.暖色系の照明に変える
リラックスするために大事なコト。その一つが照明の明るさです。蛍光灯のような眩しい明かりよりも、暖色系の照明に変えることが有効です。また、暗い方が落ち着くという方は電気を消して用を足すのも一つの方法。
しかし、体調管理のためには便の形や色をチェックすることも大切です。流す前に一度照明をつけて便のチェックを行いましょう。
2.ドアを開けっぱなしにする
ドアを開けたまま用を足すのも有効です。狭い空間でストレスを感じる場合はドアを開けてみましょう。もちろん、家族などの同居人がいる場合は、開けっ放しでトイレに入っていいかどうか許可を取った方がいいでしょう。
狭いほうが落ち着く場合は、ドアをしっかり閉めることをお忘れなく。
3.自分好みのインテリアに変える
トイレは過ごす時間が短いため、引っ越してきたままの状態で使用している場合も多いですよね?しかし、無機質な空間ではリラックスができません。
間接照明を置いてみたり、好きなキャラクターのグッズを置いてみたり、好きなカラーで統一するなどして、リラックスできる空間作りを意識しましょう。
リラックスしすぎて長居するのもNG!
リラックスできる空間が便秘解消に効果的だとお話ししましたが、実はリラックスしすぎてトイレに長居するのもNG。トイレに長居することで、以下のようなトラブルを招いてしまう可能性も。
- 肛門に負担がかかり痔になりやすくなる
- 便を出すまでに時間が掛かってしまう
なかなか便が出ないと、トイレの中で携帯をいじったり雑誌を読んだりしてしまいがちになりますよね?しかし、これらの習慣は、便秘だけでなく痔を招いてしまうリスクもあります。
トイレにいる時間は長くても5分まで。それでも便が出ない場合は、一度トイレから出て便意が来るまで待ちましょう。便秘になりにくいトイレ環境。それは「リラックスできる空間かどうか」にあります。
なんとなく便意を感じたら、トイレに入りゆっくりと深呼吸をしてみましょう。リラックスすることで、便をスムーズに排出できるようになります。
環境の変化で便秘になってしまった場合の対処法
引っ越しや旅行先で便秘になってしまったら、できるだけ以前の環境と変わらない生活を送るよう心がけましょう。栄養バランスに注意し、就寝時間や食事の時間などが大きく変化しないよう意識することが大切です。
毎日同じ時間にトイレに入るだけでも、排便リズムを整えることができます。
一時的な便秘が慢性化してしまう恐れも
環境の変化による便秘。通常一過性のもので長くは続きません。しかし、治らず慢性化してしまうこともあります。例えば、環境の変化でストレスを感じ続けたり、長期出張や旅行で長い時間環境が変わったままだったりする場合です。
このとき焦って便秘薬を服用するのは避けましょう。なぜなら便秘薬はクセになって、「飲まないと出ない体質になる」可能性があるからです。できるだけ健康的な生活を送るよう意識し、便秘が続くような場合は「乳酸菌サプリ」を飲んでみるといいでしょう。
環境の変化に負けない腸作りには「善玉菌サプリ」がおすすめ!
1.「桁違い」の数の善玉菌を一度にたくさん摂ることができる
何に対して桁違いなのかというと、ヨーグルトや納豆、キムチなどの発酵食品で摂取できる乳酸菌など、善玉菌の数に対してです。腸を強くしていくうえで、お腹の中に「たくさんの善玉菌」を取り込んでいくことは必要不可欠。
発酵食品だけでは摂りきれない、桁違いの数の善玉菌を手軽に摂取できるってポイント高いですよね。
2.いろんな種類の乳酸菌を摂ることができる
例えば、市販のヨーグルトで摂取できる善玉菌は数種類。でもサプリならたくさんの種類の善玉菌をたくさん摂取することが可能になります。
善玉菌は「摂取する数が多い」ことも大切ですが、「摂取する種類が多い」ことも大切。
なぜなら、どんな善玉菌が腸内で効果的に作用するかが人によって違うからです。そのため「いろんな種類の菌」を摂ったほうがいいのです。
3.腸を強くする「有効成分」が凝縮されている
サプリには「善玉菌」のほかにも、腸を強くしてくれる有効成分が凝縮されています。
例えば、「オリゴ糖」は腸内で善玉菌のエサとなり「乳酸」や「酢酸」を作るサポートをする成分。「乳酸」や「酢酸」は腸内を弱酸性の環境にするため、弱酸性の環境が苦手な悪玉菌を退治するのに強い味方になります。
また、「難消化性デキストリン」という成分は「水溶性の食物繊維」を摂ることもできます。水溶性食物繊維は便に水分を与えてやわらかくしてくれる成分。このように善玉菌以外にも「腸のためになる成分」を同時に摂取できるのは効率がいいですよ。
4.便秘薬と違って副作用の心配がない
乳酸菌サプリは薬ではなく食品です。常習性もなく健康被害の心配をすることないので、安心して飲み続けることができます。